着物を売る時は悪徳業者の対策をしよう!着物買取における悪徳業者の手口とは?

着物を売る時は悪徳業者の対策をしよう!着物買取における悪徳業者の手口とは?

自宅に着なくなった着物があるという人もいるでしょう。着物は保管するのにもスペースが必要なので、着なくなった着物を処分したいと考える人も多いです。
その時におすすめなのが、着物買取業者に買い取ってもらうことです。ですが着物買取業者の中には、着物買取に慣れていない人を狙った悪徳業者も存在します。そのような業者に騙されないためにも、その手口を知っておき、対処法を考えておく必要があります。
そこで今回は着物買取における悪徳業者の手口とその対処法を紹介していきます。

手口1:家を訪問し、無理やり着物を買い取ろうとする

悪質な着物買取業者は時に、店舗に訪れた人の着物を買い取るのではなく、家に訪問して着物を買い取ろうとする場合もあります。アポなどもなしに訪問販売のように突然家に訪問し、本人が売る気が無かった着物を言葉巧みに騙し、買い取ろうとするのです。
このような手口を使う業者は、高齢者や認知症などで判断力が低下している人を狙います。強引に話を進め、相手が断れないのを良いことに着物を買い取ろうとしてきます。
過去にはこのような手口を使う悪徳業者が多かったのですが、現在ではそのような業者には行政処分が科されているため減っています。ですが今でも家を訪れて強引に着物を買い取ろうとする業者もいるので注意が必要です。

この手口に対する対策は?

家を訪れて強引に買取をしようとする業者は、家に入れないことが重要です。家に入れなければ着物を持っていても見られることがありません。逆に1度でも家に入れてしまうと、強引に買い取ることができると思われてしまい、また来る可能性が高くなります。
時に甘い言葉で惑わそうとしてくるかもしれませんが、意思を曲げずに対応することを心がけなければいけません。
まともな業者は突然家を訪れて着物を買い取ろうとすることはないので、突然着物を買い取りに家に来た業者は悪徳業者だと思って対応するようにしましょう。

手口2:本来よりも安い値段で買取をしようとする

続いて紹介する手口は、本来の着物の価格よりも安い不当な価格で買い取ろうとするものです。当然業者側としては少しでも安く仕入れることができればその分利益は多くなります。そのためより多くの利益を出すために、不当な値段を提示するのです。
このような業者は売り手に着物の勝ちに関する知識が無いことに付けこんできます。そのため着物に関する知識が無いことが多い遺品整理などで着物を処分する場合を狙うことが多いです。

この手口に対する対策は?

不当な価格で買取をしようとする業者への対策は、自分で事前に着物の買取価格などを調べておくということです。正しい知識さえ持っていれば、悪徳業者が提示した価格が不当なものであると気付くことができるので、売らないという選択をすることができます。複数の着物を売る場合にも、着物に関する知識があることがわかれば、業者側も不当な値段を付けることができなくなります。
また複数の業者に最低を依頼し、相場を知っておくことという方法もあります。他の業者の査定よりも買取価格が明らかに低い場合は、その業者は悪徳業者であると考えることができます。

手口3:着物の返送に応じない

着物の買取業者の中には、無店舗型で郵送で買取を行うというものもあります。無店舗型の買取業者の場合、買取を申し込んでから業者に着物を送り、査定をしてもらうことになります。その査定金額に納得がいかなかった場合には、着物を返送してもらうという流れになります。
ですが悪徳業者の場合、返送に応じなかったり、業者側が着物を紛失してしまうということもあります。結果買い取ってもらうどころか自分の元から着物だけを奪われてしまうことになるのです。
また返送をするにしても、異常に高額な返送代金を求めてくるような業者もいます。

この手口に対する対策は?

返送に応じなかったり、着物を紛失するような業者は、着物を送ってしまうとトラブルに巻き込まれることになってしまいます。そのため業者を利用する前に利用者の口コミなどを調べ、本当に安全な業者かどうかを見極めることが大切です。
もし着物を送ってしまって、返送に応じないなどの場合には、自分の力だけで解決しようとしてはいけません。弁護士や法テラスなどの法律の専門家に詐欺として相談することが大切です。弁護士などに相談して絶対に解決するという問題ではありません。ですが自分一人で抱え込んだり、解決しようとするよりも精神的な負担が減り、解決する可能性も高くなります。

手口4:着物の買取に関する知識が無い人が価格を決める

着物の買取を行う業者には、着物に関する知識を持った人が査定をしていると思っている人も多いです。ですが悪徳業者の場合は着物に関する専門知識のない人が査定をする場合があります。
そのような場合には当然適正な価格が付くことはありません。そのため普通ならあり得ないような安い価格が付けられてしまうこともあります。

この手口に対する対策は?

この場合にも2つ目の手口と同じように着物の勝ちに関する知識を身に付けておくことが大切です。適正な価格を付けない業者では売らないという強い意志を持って、断るようにしましょう。

悪徳業者に引っ掛からないために意識しておくべき3つのポイント

着物の買取の経験が無いという人も多いでしょう。特に最近は昔ほど着物を切ることもなくなったので、あまり知識が無いという人も多いです。
ですが悪徳業者はそのような人をターゲットにしているのです。そのため悪徳業者に引っ掛からないためにも、悪徳業者を見分けるポイントを押さえておきましょう。

突然電話や訪問をしてくる業者は断る

悪徳業者は突然家に電話や直接家に来て、買い取る着物が無いかと聞いてきます。このようなことをするのはまず悪徳業者です。
まっとうな業者は自分から買取のために連絡をしてくるということはありません。そのためそのような業者からの連絡などはすぐに断るようにしましょう。
話を聞いたり家に入れたりしてしまうと、そのまま強引に言いくるめられてしまったり、着物を売るまで帰らないということもあります。そのような状況にならないためにも、話を聞かずにすぐに断るようにしましょう。

口コミなどをきちんと調べる

自分から着物の買取を業者に依頼する場合には、その業者に関する情報をきちんと調べましょう。その際には公式サイトだけではなくSNSなども使って利用者の口コミも確認すると良いでしょう。
公式サイトは業者の良い部分ばかりを強調して書いていたり、悪い部分には触れていないことも多いです。そのようなことを知るためには、実際の利用者が業者を利用してどのように感じたのかを調べることが重要です。口コミを見ることで公式サイトからはわからない欠点なども知ることができます。
また申し込みをする前に業者に問い合わせをして、査定料金や送料、キャンセル料なども確認しておくのも良いでしょう。

複数の買取業者を比較する

着物の価値に関する知識が無い場合、業者が提示した価格が正しいものだと思い込んでしまうことがあります。ですがその価格が正しいものであるとは限らないので、複数の業者に査定を依頼して、比較することをおすすめします。
査定をしてもらってすぐに買取を決めてしまうと、冷静に判断する時間も取ることができません。一度査定をしてもらい、その価格で売っても良いのかを一度冷静に考えてから、買取を依頼するようにしましょう。

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